引っ越しで物が紛失したら弁償してもらえる?貴重品は対象外 

 

引っ越しの際の荷物紛失トラブルがあるってご存じですか?

もしなくなった場合弁償してもらえるのか?貴重品など補償対象外の荷物もあるのでそれを知らずに、貴重品の紛失で困った人も何人もいるのです。

実際に消費者センターには、引っ越しサービスに関する(紛失も含めて)相談件数が年間2500件前後寄せられています。

「10組に1組以上はトラブルを経験している」という計算になります。

今回はそんなトラブルに巻き込まれない対処法を紹介していきます。

この記事を読んだ後には、きっと引っ越しの際貴重品が紛失するというトラブルは起きないでしょう!

引越運送約款を知らないと損をする

[char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]引越運送約款(やっかん)とは、引っ越し業者と利用者との取引の内容を説明する文章のことです。[/char]

[char no=”1″ char=”一郎”]約款て文章が細かく書いてあるやつですよね。ほとんど読んだことがありません。[/char] [char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]この文章は、不特定多数の人にむけて、さまざまなトラブルを未然に防ぐ目的でつくられています。[/char] [char no=”1″ char=”一郎”]そうなんですね。なんとなく大事な事が書いてあるんだろうなと思っていましたけど。[/char] [char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]見積時に引っ越し業者から利用者に提示する決まりになっています。[/char] [char no=”1″ char=”一郎”]約款を渡されて、受け取ったということは、例え読んでなくても、引っ越し業者と利用者の間で契約の合意がされたという事になるのでしょうか?[/char] [char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]引っ越しは約款に基づいて行われるので、合意ということになります。実際の現場では、営業マンがポイントをざっくり読み上げたり、引越運送約款が印字された見積書を渡す事で省略されることも多いようです。[/char] [char no=”1″ char=”一郎”]業者側が約款をしっかり開示することも、提示された利用者側が内容をよく検討して契約を結ぶことも大事ですね。[/char]

 

知って得する情報満載-標準引越約款ポイント

引用元:標準引越約款-全日本トラック協会

 

紛失や破損のトラブルを未然に防ぐには

  • 信用できる業者に依頼する
  • 家具類のキズを引っ越し作業員と一緒に確認する
  • もし、作業中にキズや破損していることがわかった場合、作業責任者を呼んで確認してもらう
  • 業者が引き上げる前に、車両の荷台が空になっているか見せてもらう

 

標準約款で補償されない内容
  • 荷物の欠陥や自然に消耗したもの
  • カビやサビ、変色など荷物の性質によるもの
  • 地震や津波などの天災によるもの
  • 壊れやすいもの高価なものを申告しなかった場合
  • 依頼主が梱包中や輸送中に破損、紛失したもの
  • 引っ越し業者の過失以外で起きたもらい事故による破損
  • 依頼主が梱包した荷物の中身が壊れている場合

 

貴重品は基本的には運んでもらえない

通帳や印鑑、財布などの貴重品は基本的に引っ越し業者に運んでもらえません。

また、これらの貴重品は、引っ越し業者の保証対象外となるため、運搬途中に、紛失や毀損(きそん)があったとしても保証されない場合があります。

ご自身で、しっかりと管理、保管しましょう。

 

引っ越しの荷物は紛失や間違いが多い?トラブル回避方法

 

運送用固定ねじの部品は保証の対象外

[char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]ドラム式洗濯機を引っ越しの際に壊さないためにの重要なポイントです。多くのトラブルがあるのに、何の部品か知らない人が多いようですね。[/char] [char no=”1″ char=”一郎”]保証の対象外というのは気になります。[/char] [char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]知っておくとトラブルを防げますよ。[/char]

 

運送用の固定ねじとは、ドラム式洗濯機を輸送する場合に必要な、ドラム層を固定するための「輸送用の固定ねじ(輸送用固定ねじ)」のこと。

ドラム式洗濯機は、洗濯槽が宙ぶらりんになっていて、固定ねじで固定せずに、運ぶと洗濯槽が左右にぶつかって最悪の場合故障の原因になります。

そして、残念なことに固定ねじを使わずに故障した場合保証の対象外となってしまいますので、引っ越し前に確認する必要があります。

[char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]部品は、ドラム式洗濯機を購入した時についていますし、取扱説明書にも書いてあります。[/char] [char no=”1″ char=”一郎”]知らなかったです。見ていない方も多いのではないでしょうか。[/char] [char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]そうですね。確認するようにしましょう。[/char]
  • 紛失してしまった場合は引っ越し時に間に合うように、メーカーに部品として取り寄せてください。
  • 引っ越しの1~2週間前に取り寄せると余裕をもてます。

 

混載便は荷物が少ない人におすすめ

混載便とはタクシーの相乗りのようなもので、大きな引っ越しトラックに複数の荷物を載せて運ぶことです。

荷物が少ない単身者等の引っ越しは、混載便に向いています。

複数の依頼者の荷物を載せるので、引っ越し料金を3割~5割程度安くできるメリットがあります。

一方で、デメリットとして、他の人の荷物と間違われてしまう危険性があります。

混載便デメリット
  • 相乗りのシステムなので、自分の都合通りに引っ越しできる可能性が低くなる
  • 相手の積み込み作業に、予想以上の時間がかかったり、搬入の時間が二番目になってしまう可能性もあります。
  • 稀に、自分の荷物が他の人の家に届いてしまうというミスが起こっています。

料金は安くすみますが、不安になりますよね。

でも、それぞれにあったニーズがあるので、特徴を理解してサービスを利用すると良いと思います。

利用してみて良かったといえるよう、ご自身で前もって調べておくことも大切です。

 

混載便を利用する場合の紛失を防ぐポイント
  • 他の人と区別できるように、ダンボールに目印や番号を書いたり、色の違うガムテープを貼ってわかりやすくする。
  • 段ボール一つずつ、何を入れたかわかるように、中身の写真を撮っておく。
  • 搬出時に、忘れ物がないか部屋のチェックをする。
  • 荷物の積み忘れや降ろし忘れがないか、トラックの中のチェックを一緒にさせてもらう。荷物が隠れていてわかりにくい場合もあるので注意しましょう。
  • 引っ越し業者の評判や口コミを調べてみる。

 

 

引っ越しの際、もしもの時に賠償責任を補償する保険がある

引っ越し業者はプロとはいえ、丁寧に作業していても、荷物が紛失したり破損したりすることがあります。

そんなときのリスクに備えて荷物を補償する保険があります。

保険①運送業者貨物賠償責任保険

委託された荷物の紛失や破損に対して、依頼主に対して負う賠償責任を補償するものです。

引っ越し業者が加入する保険なので、依頼主側は保険料を払う必要はありません。

※契約時に依頼する引っ越し業者が保険に加入しているかしっかり確認しましょう。

 

補償されない引っ越しの荷物
  • 宝石、宝飾品、貴金属など
  • 美術品,骨とう品、書画など
  • 現金、金、銀、白銀などの地金・有価証券類
  • 設計図、模型、帳簿類
  • 法にふれるもの、公序良俗に反するもの
[char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]この保険の適用を受けるには引越運送約款に基づく引っ越し業者に過失があった場合のみとなります。[/char]

例えば…

  • 引っ越し業者のトラックが追突されて家具や荷物に破損があった場合
  • 荷主が荷造りしたダンボールが外損なく中の荷物が破損していた場合

引っ越し業者の過失とは認められず、補償されないケースもあるという事です。

業者側に過失があった(過失があったことが証明できた)場合のみ補償の対象となります。

保険②引越荷物運送保険

[char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]この他に、引っ越しする人が保険料を払って、任意で加入するという保険もあります。引越荷物運送保険です。[/char]

引っ越し業者がかける「①運送業者貨物賠償責任保険」とは別のものです。

引っ越しにともなう作業を開始した時点から、引っ越しにともなう作業が終了するまでの幅広い引っ越し中の事故を補償する保険です。

原則として、この「引越荷物運送保険は引越運送約款でカバーされない内容を補償するもの」と考えられていますが状況によって保険が適用されないものもあります。

引越荷物運送保険で補償される内容
  • 依頼主が誤って荷物を落とした場合
  • 引っ越し中の盗難
  • もらい事故にあった場合
引越荷物運送保険で補償されない内容
  • パソコンデータが失われた場合
  • 遅延による損害費用
  • 地震や暴動などによる損害
[char no=”3″ char=”引っ越しトレーナー”]また、引っ越し業者がかける①の運送業者貨物賠償責任保険では補償されない、高価品、美術品、貴重品、骨董品などにも個別にかける事ができる保険です。[/char]

業者から納得のいかない対応を受けた時は消費者センターに相談しましょう。

実際の相談内容です。

 

最近の事例

  • 引っ越し作業時に作業員のミスで家財道具と新築の家に傷がついた。示談金を提示されたが、金額に納得できない。
  • 引越し業者に転出先、転入先の床や、家財道具に傷をつけられた。修繕費用を補償すると言われたが、支払われない。
  • 引っ越しの際、パソコンの梱包が不十分だったため、その後電源が入らない状態になった。引っ越し業者から一切補償しないと言われ納得できない。
  • 引っ越し業者に洗濯機を破損され使用できなくなってしまった。弁償額を告げられたが金額に納得できない。
  • 海外から日本に引っ越すため、引っ越し業者に梱包した荷物を預けたが、一部の荷物が届かなかった。荷物を届けるか紛失品の賠償をしてほしい。
  • ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。

 

 

「消費者ホットライン」188 日本全国のお近くの消費生活相談窓口をご案内します。

引用元:独立行政法人 国民生活センター

まとめ

  • 約款には、引っ越し業者と利用者の取引内容が書いてあるので、目を通しましょう。
  • 紛失や破損のトラブルをなるべく防ぐための対策をする。
  • 貴重品は引っ越し業者に運んでもらえない。
  • 知らない人が多いですが、ドラム式洗濯機は引っ越しの際に、固定ねじで固定してないと、補償の対象外になります。
  • 混載便を利用する場合のデメリットやポイントを理解して使いましょう。
  • もしもの時に備えた業者側が保険に加入しているか確認する。
  • 必要なら任意で、利用者側が保険に加入する。
  • トラブルを解決できない場合は消費者センターに相談してみましょう。

引っ越しをするときには、大きな家具や家電、壊れやすいガラス製品や食器などを

狭い入口から出したり、二階のベランダから入れたりと

困難な作業がたくさんあります。

なので、トラブルに備えた対策をご自身で準備することも必要です。

 

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